【千葉県】東京湾フェリー「金谷ダイヤモンドパス」で金谷めぐり♪
2022年の旅始めは、東京湾フェリーの「金谷ダイヤモンドパス」で金谷めぐりからスタート。東京湾フェリーは何度も乗船したことがあるけど、その日の天気で印象ががらりと変わるから、何度乗っても楽しいのよね。
東京湾フェリーは、神奈川県の久里浜港⇔千葉県の金谷港を結ぶフェリー。乗船時間は45分だけど、ほんとにあっという間。日が高い時間帯は海の青さを楽しめて(東京湾って意外と青い)、夕方のマジックアワーも素敵。
今回使った「金谷ダイヤモンドパス」は、事前にWEBから購入するタイプのチケット。
金谷ダイヤモンドパス購入ページより
<周遊券に含まれるもの>
〇東京湾フェリー(往復券)
〇域内クーポン券(1000円相当)~食事やお土産に利用できます~
〇域内利用施設/下記より2施設選択
《域内利用施設》
・鋸山ロープウェイ(往復券)※1/11から3/18まで設備点検・工事の為、営業休止
・かじや旅館日帰り入浴(フェイスタオル付)
・鋸山美術館 ※12/25から1/1まで展示替えの為、休館日
・金谷港ーマザー牧場間のバス(往復利用/実証運行)
※運行日:1月15日・16日、1月22日・23日、1月29日・30日の土日限定
がまるっと含まれるお得なチケットです。
注意が必要なのは、利用方法。
・事前にWEBで購入したら、QRコードが発行される
・そのQRコードを、”旅の初めに”久里浜港または金谷港の窓口に提示して
フェリー乗船券と1000円分の域内クーポンを受け取り
・鋸山ロープウェイ、かじや旅館、鋸山美術館、金谷港ーマザー牧場間のバスは、
QRコードを提示して利用
基本は電子クーポンなんですが、フェリー乗船と食事or買い物には紙券が必要なので注意!
まずは鋸山へ
金谷で有名なものといえば、なんといっても「鋸山」。もしかしたら、鋸山と聞いてもピンとこない人もいるかもしれませんが…まずは路線バスor徒歩で鋸山ロープウェイ乗り場へ。窓口でQRコードを提示し、往復乗車券をもらい、いざ空中散歩へ。
4分弱で、山頂駅に到着します。
山頂駅からは、金谷港越しに東京湾を一望できます。いい眺め!
冬場は空気が澄んでいるから、すっきりと見渡せますね。
山頂駅のそばに「鋸山山頂」があります。ロープウェイでラクラク制覇。
さて、ここから少し歩きます。何もなければ、10分もかからないくらい(ただし、この日は前日の雪でぬかるんでいたので、ゆっくり進みました)。
「日本寺」へ
山頂駅からてくてく歩き、たどり着いたのは「日本寺」。鋸山のほとんどが日本寺の境内ととっても広いお寺さんで、こちらはその「西口」。(他に、北口、東口もあり)
こちらは金谷ダイヤモンドパスには含まれないんですが、鋸山に来たら欠かせない場所。大人700円、子ども400円(ちょっと値上がりしてました)、拝観時間は朝8時から17時まで。ただし、鋸山ロープウェイ下りの最終は16時なので、ご注意を。
拝観料を納めたら、境内へ。距離はありますが、一部を除き舗装されているので安心。とはいえ、歩きやすい靴で向かうことをお勧めします。(歩く用は雪もOKなブーツ、写真用には履き替えてました)
ここで分岐。左の道を進むと「百尺観音」、右の階段を登ると「地獄のぞき」があります。
左側の道を進んでみましょう。”ラピュタの道”とも呼ばれる、切り通しの道になっています。
夏場の青々とした雰囲気も素敵なんですが、雪があるのも珍しくて趣がありました。
地獄のぞき
絶景スポットとして有名になった「地獄のぞき」。切り立った崖に突き出た部分まで行くことができます。
地獄のぞきでは、突端に立って自分で撮るのも面白いけれど、やっぱり展望台側から撮ってもらうのがおすすめ。
日本寺大仏
東口寄りにあるのが「日本寺大仏」。こちらもとっても大きいですよ。
お願い地蔵さんに願いを込めたり、”厄”の文字を抜いて=落としてかける厄落とし絵馬などがあります。
金谷港に戻り「ザ・フィッシュ」で腹ごしらえ
鋸山を堪能したら、一度金谷港に戻り腹ごしらえ。
こちらでは、金谷ダイヤモンドパスの「1000円券」を使います。
女性一番人気という「海鮮ちらし」は、大きなシャコ貝に盛り付けられた海鮮ちらし。見た目のインパクトがすごい…!!
金谷名物「アジフライ」770円 自家製パンの「フレンチトースト」600円
そして、ぜひ食べてほしい金谷名物といえば「アジフライ」。東京湾内であまり動かずに育ったアジは、身がふっくらしています。
金谷港には「恋人の聖地」も。鐘越しに見える夕焼けが美しいですよ。
実は、実証実験が複数行われている
実は、金谷港から利用できる実証実験が複数実施中。金谷ダイヤモンドパスで利用できる金谷港⇔マザー牧場のシャトルバスの他、事前申し込みで利用できる「じょバス!!」もあります。
じょバス!!では「道の駅 保田小学校」や「保田漁港ばんや」、「道の駅 富楽里とみやま」へも無料で足を伸ばせるので、組み合わせるとより楽しめそう。
金谷ダイヤモンドパスは2日間利用できるので、保田小学校(廃校を利用した宿泊施設もある)に宿泊して2日かけてゆっくりめぐるのもよさそう。
自家用車がなくても楽しめるので、車が無くて諦めていた人は、ぜひこの機会に訪れてみて。